SC079 / 想定プロジェクトシナリオ
店舗向け包装とEC向け包装の共通部分を決める
想定シナリオ:デスクオーガナイザーの配送用包装を販売経路ごとに変えながら、化粧箱を共通にすべきか検討します。
プロジェクトの状況
店舗とオンラインカタログでデスクオーガナイザーを販売する買い手を想定します。店舗担当者は、商品を識別しやすい化粧箱を求めています。オンライン販売の担当者は、その見栄えを損なわずに配送情報を表示する場所を必要としています。買い手は、共通の内装箱と販売経路別の外装を使うか、包装全体をそれぞれ別に開発するかを決める必要があります。
上流工程と下流工程の関係
上流工程との関わり
独立したメーカーが、承認済みの要件に基づいてオーガナイザーと包装を製造します。箱の承認前に、製品寸法、化粧箱のデザインデータ、販売経路ごとの要件を整合させる必要があります。ECの梱包担当者は、取り扱いとラベル貼付の手順を説明する必要があります。
下流工程との関わり
化粧箱の共通化は、販売経路間の在庫配分に影響します。EC専用の外装を追加すれば、補充する資材と梱包作業が増えます。返品担当者も、商品の化粧箱と配送用資材を区別する必要があります。
UCHANGEによる調整の例
各販売経路に必要な機能を定める
UCHANGEは、店舗とECの担当者が同じ要件レビューに参加するよう調整できます。各担当者は、表示が必要な情報、開封順序、梱包作業を明確にします。買い手は必須機能と希望を分けてから、どの層を共通にするか決めます。
製品を入れた包装全体を比較する
包装メーカーは、オーガナイザーを入れた包装案を用意します。確認担当者は、店頭での見え方とオンライン販売向けの梱包手順を別々に確認します。保護と取り扱いの評価要件は、外観から推測するのではなく買い手と合意します。
在庫と改訂のルールを定める
購買部門は、内装箱と配送用外装の発注方法と識別方法を決めます。UCHANGEは両者を結び付ける記録の調整を支援できます。その記録には、オーガナイザーや店頭用デザインのどの変更でEC包装の再確認が必要になるかも含めます。
判断のポイント
比較・検討すべき点
化粧箱を共通にすると出荷前の販売経路間の在庫配分が容易になる可能性がありますが、外装の追加で資材と作業が増える場合があります。別々の包装は各業務に合わせやすい一方、在庫が分かれ、デザイン更新の管理が複雑になります。
次に進む前の確認事項
- ラベルの配置
- EC包装案に代表的な配送情報を表示します。開梱時に、必要な製品識別情報と買い手が承認した見栄えを損なわずに利用できるか確認します。
- 梱包の順序
- 梱包担当者に、提案する組み合わせの作業を順に確認してもらいます。追加資材、向きが不明確な点、購買要件から抜けている工程を記録します。
- 変更の影響関係
- オーガナイザーの仮の改訂について、両方の包装仕様への影響を追います。収まり、デザイン、取り扱いのどの事項を再検討する必要があるか確認します。
このシナリオから分かること
包装の共通化は、設計だけでなく在庫に関する判断でもあります。共通包装を簡素化とみなす前に、買い手は各販売経路の業務全体を承認する必要があります。
要件を整理するための質問
- オンラインの受取人まで変えずに届ける必要がある化粧箱の要素は何ですか。
- 別の配送用外装を補充し、組み立てるのは誰ですか。
- 販売経路専用の包装には、包装在庫を別に持つだけの利点がありますか。
ご要望に近いシナリオでしたら、お問い合わせの際にSC079をお知らせください。